夏に切花を少しでも長く観賞するために。

今年も暑い日が続きそうな予報です💦

少しでも長く観賞できる様に、今一度ポイントをご紹介!

 

①新しいお花を選ぶ・日持ちしそうなお花を選ぶ

当店ではお花の入荷曜日は月曜日と金曜日です。

ご自宅用でしたら月・金曜日にご来店いただくのがお勧めです。

ただし午前中はお花の水揚げ作業をしていますので、できれば午後からご来店いただけると助かります。

 

日持ちしそうなお花は菊類(最近の菊は特殊なタイプも増えてておススメですよ!)、ユリ系やピンクッション等の輸入のお花なんかも良いですね!トルコキキョウも無花粉品種は日持ちが良いですよ!

花ではありませんが枝物(ナツハゼやツツジ他)や実物(ヒペリカム等)もおススメです!

 

葉物グリーン系もスモークグラスやキイチゴなど何種類か使うと涼しげで良いですね(*^▽^*)

 

②飾る場所

夏は日差しも強くお花に直射日光が当たると熱で傷みます。飾る場所も日が入る窓際とかは避けましょう。

 

③毎日水を替える or 切花栄養剤を使う

花瓶の水温が高いと茎が傷みバクテリアが発生し水揚げが悪くなり萎れてきます。

冬に比べて水が汚くなりやすいです。

毎日水替えをして、その都度茎の切り戻しをすれば切り口がキレイな状態で水揚げも良くなります。

*水替えのたびに花瓶は除菌洗剤で洗いましょう! できれば洗浄後は花瓶をしっかり乾燥させてから使うとより良いです。

 

毎日替えれない場合は切花栄養剤を使用してください。栄養成分のほかにバクテリアを抑制する成分も入っております。

それでも夏はすぐに水が濁ってきますのでこまめに替えてください。

 

④室温を下げる。

冷房の最低温度で部屋を冷やす💦

当店はお花の冷蔵庫(ショーケース・キーパーやストッカー)が無い花屋なので、店内の冷房の温度設定は18~19度で冷やしております。

お花屋さんに設置してあるキーパー等はだいたい10度くらいの温度で管理されてます。

18度設定じゃないにしてもエアコン入れて室温下げるのは一定の効果があります。

昼も夜も暑いので、エアコン入れるなら24時間フル稼働でないと意味がありません。

 

*注意点エアコンの風が直接当たらない場所に飾りましょう!

*外出でエアコンを消す場合はカーテンを閉めて少しでも室温が上がらないようにしましょう!

 

 

よく花瓶に氷を入れたらって聞きますが、水温が下がるのは良いことなんで一時的に効果はあると思いますが、入れるなら氷が溶けたら水温が上がる前に再度氷を入れ続けないといけないので、面倒かと思います。

 

 

以上が夏にお花を持たせるために実践していただきたいことです。

④はなかなか難しいかもしれませんが、①~③は実践できるかな~って思います。

少しでも長く観賞していただけたら幸いです(*^-^*)